OOOs-18 / ORiFiCE "EFFLORESCENCE"
¥1000 (tax in) ※国内送料無料
若手ジャパノイジシャンVAも制作するドイツのハーシュノイズアーティスト=ORiFiCE 最新アルバムCD-R。
国内新進気鋭アーティスト=hakobune、ATARAW (GROUNDCOVER./VWVW)、DJ MEMAI、の三者によるリミックスを収録。
また未収録曲のボーナストラック"Don't pay attention!"ダウンロードコードを封入。
DJ MEMAIの変態的コラージュワールドも炸裂しているアートワークにも要注目。
1."GrubenGarten"
2."Peony"
3."weWild Wish"
4."Tremor"
5."Peony" hakobune Remix
6. Ataraw REMIX
7. DJ MEMAI REMIX
Bonus track "Don't pay attention!" (Download Only) ※ 要ダウンロードコード
Art Works by DJ MEMAI
<Noise / Harsh / Remix>
(May ,2016)
またORiFiCEを知る為のエクスクルーシヴライブトラックはこちら!!!!
https://soundcloud.com/ooosound/exclusive-live-track-2016-by-orifice
精神と性器を剥き出しにして盲滅法に攻め立て続けるこの凶暴で凶々しい雑音塊群は、余計な装飾を施した防具で身を守ることもなく、ただただ生身の体一つで突進してくるような、生々しい程に生命力を感じさせるサウンドである。他者との協調や歩み寄りなどの妥協はそこには存在しない。前方を立ち塞ごうとする者を薙ぎ倒し、築いた屍の山を踏みにじり、一切の感情を排したかのように一心不乱となって攻撃を遂行し続ける。まるで正体不明の物体と鉛と泥の珠玉混合となった塊を、絶え間なく壁に叩きつけているような、白痴的でありながらもシャーマニックに似た神聖なる儀式の様でもある。 その堆積した禍々しい物体で混沌の坩堝と化したその城壁から、やがて解読不能でありながらも意味ありげな紋章のような模様がぼんやりと浮かび上がる。人間の澱みと業が渦巻くその不気味な地獄絵図と化した壁一面に、全てが計算されたフェイクであったかのような精巧なフレームが掛けられ、そこに知性の輝きにも似た希望の光がリミックス陣の尽力によって投げかけられる。あたかもハノーバーから日本に向けて放たれたこの騒音弾道ミサイルが、リミックス陣の迎撃ミサイルによってあっさりと多次元へと送り込まれ、信管を抜いて骨抜きにして平たく叩き伸ばしてソーラーセンサーを付けてエネルギー資源としての再利用化を目指して人類発展のために貢献するまでに更生させられてしまったかのように。 破壊された人間の尊厳と叡智の断片を救済し新たなる安住の惑星へと向かう方舟で流れる環境音楽のようなhakobuneミックス。漆黒の宇宙空間に生命の誕生を伺わせる何かが増殖し始める予感をもたらすようなAtarawミックス。そして突如眼前に広がった多次元への突破口に吸い込まれて四方向の感覚が麻痺していく中、彷徨える群衆を新次元への扉にまで確実に導いていく救世主のような役割を担ったDJ MEMAIの無限に飛び交う音塊群が銀河系を埋め尽くす。 泥水からダイヤを作り出してしまう錬金術を見せつけられるような、リミックストラックまでを含めたコンセプチュアル作品として堪能できる。
Commentary by GOVERNMENT ALPHA
ORiFiCE (オリフィス)
ドイツ・ハノーバーで活動するハーシュノイズアーティスト。
アナログシンセサイザーを用いた即興的ノイズを展開。
実験音楽レーベルAttenuation Circuit"ROLLATOR SERIES"のキュレーションも務め、2014年 OOO SOUNDでも馴染みのあるアーティストを集めた日本の若手ノイジシャンを集めたコンピレーションアルバムも制作している。
http://orificenoise.tumblr.com